― バタバタ朝から卒業!ママも子どもも笑顔でスタート ―
朝の時間って、どうしてあんなに慌ただしいのでしょうか。
子どもがなかなか起きない、服を選ぶのに時間がかかる、朝ごはんを食べない…
気づけば出発5分前に大慌てで靴を履かせている、なんてことも多いですよね。
実はこの「朝のバタバタ」、夜のうちのちょっとした準備で劇的に変わります。
この記事では、ママの心と時間にゆとりを生む「前夜準備術」を詳しく紹介します。
◆1.朝のストレスの原因は“判断の多さ”

朝は、やることが多い上に「判断」が多いのがストレスの原因です。
たとえばこんな場面が思い当たりませんか?
- 子ども「ママ〜、どの服着ればいい?」
- ママ「今日のご飯、何にしよう…」
- 夫「保育園の連絡帳どこ?」
- 自分「アイロンまだだった!」
このように、朝は“決めること”の連続。
人間の脳は起きてから数時間が一番判断力を使う時間帯と言われています。
つまり、前の晩に「決める」作業を減らすだけで、朝はグッとラクになるのです。
◆2.服は「コーデセット」で準備する

朝の支度で時間がかかる代表が“洋服選び”です。
特に子どもが自分で選びたがる時期になると、
「その組み合わせはちょっと…」と微調整が必要になることもありますよね。
そこでおすすめなのが、前の晩に1セットで準備しておく方法。
たとえば――
トップス・ボトムス・下着・靴下を「1日分セット」にして、
小さなカゴやジップ袋に入れておきます。
これを“1週間分”作っておくと、さらに時短に!
子どもが自分で選びやすいように、曜日シールを貼っておくのも◎。
「きょうは火曜日だからこのカゴ!」と、朝の“選ぶ時間”が減ります。
◆3.朝ごはんは「レンチン&ワンプレート」で時短

朝食の準備に時間をかけすぎないのも大切なポイント。
前の晩に“下ごしらえ”をしておくだけで、
「朝食づくり5分完結」も夢ではありません。
おすすめの前夜準備例:
- ごはん:炊いておき、冷凍ごはんをレンチンできる状態に。
- 味噌汁:具材を切って鍋に入れておく。朝は火をつけるだけ。
- おかず:前夜のおかずをリメイク。卵焼き、ウインナー、野菜スープなど。
- パン派なら:サンドイッチの具(ハム・チーズ・レタス)をセットしておく。
さらに、ワンプレートに盛りつけることで洗い物も減ります。
おしゃれなカフェ風プレートを用意すると、子どもも食欲がアップしますよ。
◆4.持ち物は「玄関チェックボックス」で忘れ防止

保育園・幼稚園の持ち物、地味に多いですよね。
お弁当、水筒、連絡帳、タオル、帽子…
朝に慌てて詰め込むと、忘れ物の原因になります。
おすすめなのが、「玄関前チェックボックス」。
玄関の棚やラックに、持ち物リストを貼っておき、
前夜のうちにすべてセットします。
✅ タオル入れ
✅ 水筒置き場
✅ 連絡帳クリップ
✅ 給食袋かけ
など、「置き場所を固定化」しておくことで、
朝の「探す」「詰める」時間がゼロになります。
子どもにも「自分でチェックする習慣」がつき、一石二鳥です。
◆5.前夜の「3分ルーティン」で家全体が整う

家事の中でも、夜にやっておくと翌朝がラクになる“魔法の3分家事”があります。
🕒 1分:洗濯物を畳んで仕分ける
🕒 1分:リビングを整える(おもちゃはカゴへ)
🕒 1分:翌朝の天気をチェックし、服を出す
これだけでも、翌朝の見通しがつき、
“朝のバタバタ感”がグッと減ります。
忙しい日ほど、この3分を大事にしてみてください。
◆6.前夜準備のメリット3つ

1️⃣ 朝のイライラが減る
→ 判断の数が減り、落ち着いて子どもに接することができます。
2️⃣ 忘れ物・トラブルが減る
→ 夜の静かな時間に確認できるため、余裕をもって行動できます。
3️⃣ 子どもの自立心が育つ
→ 「自分で準備して寝る」「自分で服を選ぶ」習慣が自然につきます。
◆7.前夜準備を続けるコツ

最初のうちは完璧を目指さず、
“1つだけ”を前夜にやるところから始めましょう。
たとえば:
- 「服の準備だけして寝る」
- 「お弁当の材料だけ切っておく」
- 「ランドセルだけ玄関に置く」
このように、1つが習慣化すれば、自然とほかの準備もスムーズになります。
大事なのは“やりすぎないこと”。
「できたらラッキー!」くらいの気持ちで続けるのがポイントです。
◆8.+α:前夜の「心の準備」も大切に

物理的な準備だけでなく、心の余裕づくりも大事です。
寝る前に3分間だけでも、
「明日はどんな一日にしたい?」と自分に問いかけてみましょう。
たとえば、
- 「朝は笑顔で送り出そう」
- 「怒らずに1回深呼吸してみよう」
など、ちょっとした意識の変化で、
翌朝の空気がやわらかくなります。
◆9.まとめ:朝の余裕は“夜の3分”で作れる

朝のバタバタを解消するカギは、
「夜のうちに“決めること”を減らす」ことです。
服、朝食、持ち物、家事の流れを前夜に準備しておくことで、
ママも子どもも穏やかに一日をスタートできます。
前夜の3分が、翌朝の30分のゆとりに。
ぜひ今日から、小さな「前夜準備」を始めてみてくださいね。

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