毎日の子供や家族のお弁当づくり。朝はとにかく時間との戦いで、「おかずを考える余裕なんてない!」「せめてもう少し手早く準備したい」と思うママは多いのではないでしょうか?そんな時に頼りになるのが「作り置きおかず」です。前の日の夜や休日に少し準備しておくだけで、朝は詰めるだけ。たった5分で彩りも栄養バランスもバッチリのお弁当が完成します。
今回は、忙しいママにぴったりな「彩りが良くて簡単、しかも家族に喜ばれる作り置きおかず」を3つご紹介します。
① 人参とツナの炒め物
人参は彩りの代表食材。ツナと一緒に炒めるだけで、子供も食べやすい甘さと旨味がプラスされます。
作り方はとても簡単。
千切りにした人参をフライパンで軽く炒め、油を切ったツナ缶を加えてさらに炒めます。味付けは醤油やめんつゆ少々で十分。人参の甘みとツナの旨味でしっかり美味しく仕上がります。
冷蔵庫で3日ほど保存可能なので、週の初めに作っておけば大助かり。鮮やかなオレンジ色が加わるだけで、お弁当全体がぐっと華やかになります。
② ブロッコリーの塩昆布和え
緑の彩りをプラスするなら、やっぱりブロッコリーがおすすめです。お弁当には欠かせない存在ですよね。
簡単レシピは、茹でたブロッコリーを塩昆布とごま油で和えるだけ。調味料いらずで味がしっかり決まり、昆布の旨味で野菜嫌いな子供でも食べやすくなります。冷蔵で2〜3日保存できるのも嬉しいポイントです。
ブロッコリーは「緑」、人参は「オレンジ」、卵焼きは「黄色」。この3色がそろうだけで、栄養バランスはもちろん、見た目の彩りも一気にアップします。
③ 卵焼きのアレンジ3種
お弁当といえば欠かせないのが卵焼き。定番だからこそ、ちょっとした工夫で飽きずに楽しめます。
- 甘い卵焼き:砂糖を加えてほんのり甘く。子供に大人気の味。
- 青のり入り卵焼き:青のりを混ぜるだけで香りと彩りがプラス。緑が映えるのでお弁当全体が爽やかに。
- チーズ入り卵焼き:とろけるチーズを加えると、冷めても美味しいコクのある味わいに。
一度に数種類作って切り分けて冷凍しておけば、朝はレンジで温めるだけ。お弁当の隙間埋めにも大活躍します。
彩りを意識すると簡単でも見映えアップ!
作り置きおかずを詰めるときのコツは「彩りを意識する」ことです。
例えば、
- 赤(人参、ミニトマト、パプリカ)
- 緑(ブロッコリー、きゅうり、枝豆)
- 黄(卵焼き、コーン、かぼちゃ)
この3色をバランスよく詰めると、特別なおかずを入れていなくても一気に華やかに見えます。
さらに、仕切りカップを活用すると詰めやすく、汁漏れも防げて安心。使い捨てではなくシリコンカップを使えば、洗って繰り返し使えるので経済的です。
作り置きおかずは「ママの味方」
毎日の朝にお弁当をゼロから作るのは本当に大変。でも作り置きさえあれば、朝はご飯を詰めて、作り置きを入れて、仕上げにミニトマトをちょこんと乗せるだけで完成。5分もかからずに「ちゃんと作った感」が出せます。
大切なのは「頑張りすぎないこと」。お弁当は見た目の可愛さや凝ったキャラ弁でなくても、栄養と彩りがそろっていれば十分です。ママが少しでも楽に作れて、子供が美味しく食べられる。これが一番大事ですよね。
作り置きおかずを味方に、忙しい朝をもっとラクに、そしてお弁当作りを楽しんでみましょう。
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